5.1 xy
xyrefe のはじめの方に書いてあることの一部のおおざっぱな解説. 勘違いもあるか
も.
- 点 p(revious) は, 最初は(xy 全体の)基点にある.
- あたらしい位置(< pos >)を指定するとその位置に点 c(urrent) がくる.
- コンマ , の後に位置を指定すると点 c がそこに移動する.
- セミコロン ; を書くと点 p と点 c が入れ替わる.
位置の指定は<1pt,2pt>等とすると(xy 全体の基点を中心とした)絶対的な
指定になる. (0,1)等とすると現在の基底による位置指定になる.
- :で点 p が原点, c - p が第一ベクトル, それに直交するベクトルが第二ベクト
ルであるような基底が指定される.
- ::で c - p が第二ベクトルになる.
- default の基底は<1mm,0mm>, <0mm,1mm>である.
- +vectorで点 c はvectorの分だけ移動する. ただしvectorとして(0,1)等を
使うと, xy 全体の基点からみた点(0,1)の位置ベクトルの分だけ点 c から移動
することになるので, :で基底を指定している場合は注意が必要.
- *{hoge}で点 c の位置に hoge が置かれる.
- **{huga}で点 p と点 c が huga でむすばれる.
- **@{huga}は xymatrix の矢印と同じようなもの.
\xy <1cm,0cm>:
(1,0)*{o},(1,1)*{a} **{>};
+(0,1)*{b} **@{>};+(0,1)*{c} **@^{>}
\endxy
上のコードで, 点 p と c がどのように移動し, どこに o,a,b,c がおかれ, どの点が**{>}
等で結ばれるかを示した図.