[1]は比較的軽めの本で, コンピュータが実際にどのような動作を行っているかを, 例を通じて書かれています.
[2] は500ページを超える大著で, 値段も 4620円しますが, 歴史を含めて, 今のコンピュータの成り立ちを丁寧に解説してあります. Raspberry Pi とは, タブレット端末からタッチパネルを取り去ったような教育用コンピュータで, それに, 電源やキーボード, マウス, モニタ(地デジテレビをモニタにも使える)を足すと使える, 5000円くらいの手のひらサイズの機械です(とは言え, この講義の内容は, 全て簡単に実行できます). この本は, Raspberry Pi は あくまでも例として利用しており, 今のコンピュータがどのようなもの(と技術)で作られているかが, 詳しく書かれています. 歴史の部分を読むと, 例えば, 初代ウルトラマンの科学特捜隊本部のコンピュータが, あのように描かれている理由も, 少しわかります.