パッケージ(package)を利用する

これまでの計算では, 特別な事をせずともそれを実行しますが, 行列の計算などはそのままでは実行してくれず, それを計算するための パッケージ(ライブラリ)を呼び出す必要があります. ここでは, 線形代数学のパッケージを呼び出して, そこで定義されている計算を してみます.

パッケージを読み込むには with という手続きを使います. 線形代数学のパッケージ名は linalg となっておりますので, 次のように入力します.

> with(linalg);

この時に出力されるのが, linalg のパッケージで定義されている 手続き名です. 一例をあげますと, 次のようになります.

> B:= matrix(2,2);
> trace(B);
> det(B);
> inverse(B);
> eigenvalues(B);

どのようなパッケージが利用できるかは, 手続き help に引数 packageをいれて利用する事でわかります.

> help(package);

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2019-07-05