情報発信の際に注意すること

何度か述べていますが, ネットを使って情報発信をする時には, 著作権, 肖像権, 個人情報の保護, 公序良俗に反しないを必ず守るようにして下さい.

これ以外に注意することは, 次のことです.

一旦ネットに出回った情報は消えない.
携帯電話はネットワーク端末である.

ネットに出た情報を, 手元の PC や携帯電話で保存することは容易にできます. 他人が保存した情報を, その情報を出した別人がコントロールすることは不可能です. つまり,「消したい情報が消せなくなる」のです. ネットに情報を発信することは, 慎重に行って下さい.

現在の携帯電話の利用形態は, 電話をするというよりもネットワーク端末 としての使い方のほうが, 多くなっています. いわゆる「アプリ」は, Web の 技術を利用して開発されたものが多く,「携帯電話を使ってメッセージをやりとりする」 という行為が,「Web を使ってメッセージを発信する」ということと, あまり違わないことが多くあります. 電話という形態のせいで, 個人的な やり取りのように見えたりしますが, 実際には, 全く無防備に情報発信を しているということが, 起こっています.[*]「SNS(Social Networking Service) だから, 自分の発したメッセージは外部に漏れない」などとは, 決して思わないで下さい. 「ヤバい情報」は, たいていなにがしかの形で漏れ出てきます. 昔だったら「くだらないおふざけ」で済まされたことが, ネットのせいで「一生を棒に振る」になるような事例も現れて来ています.

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2017-07-21