next up previous
Next: ハードウェアとソフトウェア Up: 情報科学演習 第 1 回 Previous: この講義で学ぶこと

コンピュータはどのような構成になっているか

皆さんが使うコンピュータは, 大ざっぱにいって図のような構成になっています.


\begin{picture}(150,57)
\put(0,50){\makebox(30,10){\large コンピュータ}}
\put(0,...
...(0,-1){7}}
\put(55,42){\line(2,-3){18}}
\put(58,46){\line(1,0){6}}
\end{picture}

入出力装置
データを入力し出力するための装置です. これを通じて人がコンピュータとやり取りします. この講義では, 入力装置としてキーボードとマウスを使い, 出力装置は ディスプレイを使います.

中央処理装置(CPU)
現在では図の演算装置と制御装置が1つの パッケージになっており, CPU(Central Processing Unit)と呼ばれます. データ処理を実際に行うもので,コンピュータの心臓部です. CPU の以下の4つのステップを電源の入っている限り繰り返します.

  1. 命令を主記憶から読み出す
  2. 命令を解読する
  3. その命令を実行する
  4. 割り込み(緊急を要する処理)の有無を調べ, あれば受け付ける

記憶装置
データを処理のために蓄えておく場所です. 蓄えられている時間によって 1次記憶装置(主記憶装置) と 2次記憶装置(補助記憶装置)に分類されます. 1次記憶装置(主記憶装置)には, 半導体メモリが主に使われ, 2次記憶装置(補助記憶装置)には磁気ディスク(ハードディスク, フロッピーディスク)が使われることが多いですが, 必ずしも この通りに使い分けられているとは限りません.

今のコンピュータの特徴付けは, だいたい次のようになります.



Subsections
next up previous
Next: ハードウェアとソフトウェア Up: 情報科学演習 第 1 回 Previous: この講義で学ぶこと

2006-10-13