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実行ファイルを作成

ソースファイル 2-1.c から実行ファイル a.out を作成します.
  1. e023199@cc1> gcc  2-1.c
    
    とタイプします.
  2. 1 - 2 秒後に再びプロンプトが現われます. a.out という新しいファイルが出来ていることを ls コマンドで確認しましょう.
    e023199@cc1>ls
    
  3. このファイルは, 実行可能ファイルです.
    e023199@cc1> ls -l a.out
    
    で, ファイルモードが実行可能(x)になっていることを確認して下さい.
  4. e023199@cc1> ./a.out
    
    と入力します.
上の操作をソースファイルをコンパイルして実行するといいます.

gcc がうまく実行できなかった人は, エラーメッセージを 読んで, 次をチェックしてください.

  1. ファイル名は, 2-1.c となっているか.
  2. コマンド又はファイル名を正しくタイプしたか?
  3. 2-1.c の中味の括弧や quotation は, 正しく入力されているか? (2バイト文字になっていないか?)
  4. #include の # は行の先頭にあるか?
  5. printf 文の最後にセミコロン ; がついているか?

上の操作でできる a.out はテキストファイルではありません.

e023199@cc1> file a.out
e023199@cc1> cat a.out
等を実行してみて下さい. ファイル a.out には, コンピュータが実行する 2進法レベルの 命令が記述されており, 特別な人間でなければその内容はわかりません. この部分は, 計算機概論で取り上げた, Awk と本質的に違います.



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