このことを踏まえた上で演習問題の内容についてですが, 難しい 問題もあるし, やさしい問題もあるというつもりです. いかがでしょうか.
ちなみに, 理想の授業というのは,
どんなできない人も何か得る所が あり, どんなにできる人もどこか疑問に思う点がある授業です.
全員が分からない講義が悪い講義である事はいうまでもありませんが, 全員が分かる講義も, 講義のレベルが低すぎるという意味で, 悪い講義なのです. (私の講義が理想から程遠い事は, いうまでもありません.)
数学でもプログラミングでも同じだと思いますが, 1つの事を ある程度他人から評価される形で習得するには, 何冊もの本を読まなければならないのではないでしょうか? 才能のある方は別ですが, 少なくとも菅はこのようなタイプの人間ですし, 過去の学生の方々のほとんどもそうでしたので, 敢えて多くの本を参考書として 挙げました.