next up previous
Next: C 言語の欠点 Up: 計算機言語 I 第 1 Previous: プログラミング言語の種類

この講義では

C 言語を用いたプログラミングの入門を, 講義します. 計算機概論 I の授業と同様, 情報処理センターの計算機を実際に動かして プログラムを作成してもらいます. 内容は, 主に C言語の文法の話です. また, 数値計算に関する事柄を少しだけ取り上げます.

外国語と同じで, 文法だけではプログラムは書けないのですが, 他のことに触れる時間的余裕は, 残念ながらあまりありません. 各自補うようにしてください.

上に述べたさまざまな言語のなかで, C 言語を選んだのは次の理由からです.

  1. 今でも, 実用的なプログラミング言語である.
    書店のコンピュータプログラミングのコーナーにいきますと, C 言語の本が多数並んでいます. また, Netnews でも C 言語に関する newsgroup がありいろいろな議論がかわされています. この様に, 勉強するにあたって色々な情報が身近にあるというのは 都合がいいことです.
  2. UNIX との親和性が高い
    この講義では, UNIXを用いてプログラミングの実習をします. C 言語はその UNIXの開発言語です. 従って, UNIXには C言語でのプログラミングを補助する色々なツールが そろっています. (補助する道具については, どの程度授業で述べられるかは, わかりませんが...)



Next: C 言語の欠点 Up: 計算機言語 I 第 1 Previous: プログラミング言語の種類