授業の中には半期(1学期)で1単位の授業と2単位の授業がある. なぜそうなっているかの説明である.
授業には講義と実技系(実験, 実習, 演習等)の2種類がある.
基本的に講義の単位数は, その講義以外にも予習復習を同じ時間することを想定しており, 従って講義の単位数は, 実技系の単位数の2倍になっている. 逆に言うと, 実技系の科目は予習復習を仮にするにしても, それは単位の中に入っていない.
現実には, 実技系の単位数しかないのに予習復習を要求する基礎ゼミのような授業もある. これらを全て現実に即して単位数を2倍にしてしまうと, 卒業までに単位を取得する科目数が少なくなりすぎる. 逆に演習とかの名の付いた科目を全て実技系の単位数計算としてしまうと, 負担過重になる.
負担と現実の折り合いを付けて出来上がったのが, 今の体系である.