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前回の復習と補足

パスワードの管理
今回パスワードの変更をしますが, 変更後のパスワードを忘れないよう, また, 管理者にも教えないように注意して下さい. あなたのアカウントを使って犯罪が行われた場合, まず, 疑われるのはあなたです. また, 他人のID・パスワードを利用すると 「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」により, 罰せられます.(30万円以下の罰金)

タイプの練習
タイプは毎日20分ずつ, 2週間位でかなり上達します. キーを打ったらすぐにホームポジションに戻すことを意識する事と. キーボードを見ないで打つことを心掛ける事です.

GUIとCLI
前回の授業で, type練習ソフトを使用しました. その際に Application と書いてあるファイルフォルダーの絵をダブルクリック (マウスの左ボタンを素早く2回押して指をはなす)し, 次にタイプライターの絵をダブルクリックする ことでtype練習ソフトを起動しました. これらの絵(絵文字)をアイコンと呼びます.

従来のOSはある処理(アプリケーションの起動など) をコンピュータに実行させるために, 命令(コマンド)を文字列で指定し, 最後に Enter キーをたたくという手法が主流でした. このような環境をCLI(Command Line Interface)といいます.

現在では, 実行させたいアプリケーションのアイコンをダブルクリックしたり, マウスを使って多くの処理が行えるようになっています. またアプリケーションを起動させた際には, まず window が開き, その window の中の絵や文字をクリックすることで アプリケーションとのデータのやり取りを行うという 方式を取るようになっています. こうすることで, 1つのアプリケーションを使用中に, 別の window を開くことにより, 別のアプリケーションを同時に利用することが可能になります. また複数のwindowを開くことで, 異なるデータを一度に表示することも出来ます. このようなアイコンのクリックや window による表示を主体とした操作環境を GUI(Graphical User Interface)環境と呼びます.

Windows XP を立ち上げたときに, 「ごみ箱」や「Netscape 7.0」などのアイコンが現れる背景を, windowの1つとみなし「root window」ということもありますが, Windowsでは「デスクトップ」と呼びます. この講義では両方を使います.

マウスポインタ, カーソル
マウスを動かすと画面上の矢印の絵が動きます. この矢印をマウスポインタと呼びます. ときには, 手の絵になったり, 砂時計になったりします. 「○○をクリックして下さい」とは, マウスポインタを○○(文字やアイコン)に重ねて マウスのボタンをクリックすることです.

文字を入力する場面では, その箇所にマウスポインタではなく, 棒の点滅が現れます. これをカーソルと呼びます。カーソルが現れている所では, キーボードでタイプした文字が入力されます. DeleteキーやBackSpaceキーを叩くとカーソルの直前や直後の文字が消されます. カーソルは矢印キーで移動出来ます.

ドラッグ
マウスの左ボタンを押したまま, マウスを動かすことをドラッグといいます. 「××をドラッグして△△に移動して下さい」と言ったら, マウスポインタを××に重ねて左ボタンを押したままマウスを△△まで動かし, そこで指を離すことを意味します.

スクロールバー, スクロール
表示するデータが多すぎてwindowに収まらなければ, windowの右端や下端に棒が現れます. これをスクロールバーといいます. スクロールバーをドラッグして動かす事をスクロールするといいます. 真中にローラーの付いているマウス(ホイールマウス)では, このローラーを転がしたり前後に動かす事により, スクロール出来る事もあります.


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2006-10-20