2004年度情報理論Iシラバス (3月15日改訂) 担当教官:杉浦 誠 (理514-b) 履修条件 確率統計学I,II,関数解析学I,II,解析学III, IVを履修済みか並行して履修することが      望ましい.数理科学科先頭ページの注意事項も参照のこと. 授業内容 情報理論について学ぶ.      特に,関数解析の視点からエントロピーに関連する話題を解説する. 授業計画 1. 確率論および関数解析学の復習      2. 情報量とエントロピー      3. 情報符号化定理      4. 信号解析      状況によって内容がかわることがある. 教科書 これを書いている時点では未定 参考書 T.M.Cover, J.A.Thomas: Elements of Information Theory, Wiley. 有本 卓 著 情報理論 共立出版 梅垣壽春, 大矢雅則 共著 確率論的エントロピー 共立出版 梅垣壽春, 大矢雅則 共著 量子論的エントロピー 共立出版      他 授業中に紹介する 評価   出席状況・レポート・試験などによる. 備考  オフィスアワーは月曜日 9:10―10:10 杉浦が担当 --(ここから付け加えた部分)-- 前期は上記の授業計画で、1と4について行なう解説する予定です。 具体的には、測度論の続論、関数解析学の導入部分、測度論的確率論の基礎、 Fourier解析など解析学での道具を解説し、できれば信号解析を講義する予定です。 ですから、昨年度の西白保先生の授業「関数解析学I,II」を理解していることが 必要となります。ご注意下さい。