パッケージを読み込むには with という手続きを使います. 線形代数学のパッケージ名は linalg となっておりますので, 次のように入力します(linalg は linear algebra(線形代数の略)).
> with(linalg);
この時に出力されるのが, linalg のパッケージで定義されている
手続き名です. 一例をあげますと, 次のようになります.
(matrix: 行列, trace: 行列のトレース, det: 行列式, inverse: 逆行列, eigenvalue: 固有値)
> B:= matrix(2,2); > trace(B); > det(B); > inverse(B); > eigenvalues(B);
どのようなパッケージが利用できるかは, 手続き help に引数 packageをいれて利用する事でわかります. ただし, この環境では出てくるメッセージは英語です.
> help(packages);
多量のメッセージが現れ, 1画面には表示されません.
最下行に-- More: packages --
(色が反転している)と出て来たら,
スペースキーを押すと, 1画面進みます.
Help メッセージの表示の終了は, q
キーを押します.
2024-07-06