パーミッションとは, ファイルを読み書きするときの権限のことです.
今の場合, 情報基盤統括センターの Web サーバソフトがファイルを読むための権限を与えます.
この権限の設定で, Web サーバはみなさんのファイルを読めるようになり, その内容をネットで配信できるようになるのです.
まずは, ホームフォルダ(ホームディレクトリ)からです.
- 右側中央の欄は, 上から順に, 「/」,「rains」,「eve」,「e-sci」,
「e2431xx」とフォルダが斜め下に表示されていると思います.
この最後の部分が琉球大学での皆さんのホームフォルダです. このホームフォルダを右クリックします
(Mac の人は, システム環境設定のマウスの項目で副ボタンとしているところをクリックなりタップする).
- 現れたメニューの一番下に,「パーミッションの変更」があると思いますので, これを選択します.
- ウィンドウが現れますが, 中央少し下に「属性値(N):」という欄があるので,
そこに 711(半角数字)を入力して, OK を押します.
次は, Web データがあるフォルダです.
情報基盤統括センターのシステムは, 上でアップロードしたホームフォルダの下の WWW というフォルダの中に
個人の Web データをおけば, それが公開されることになります(この設定は, Web サーバソフトによって
設定されるもので, Web サービスごとに異なります.). ここを Web サーバソフトが読めるようにします.
- WWW を右クリックします.
- 現れたメニューの一番下に,「パーミッションの変更」があると思いますので, これを選択します.
- ウィンドウが現れますが, 中央少し下に「属性値(N):」という欄があるので,
そこに 755(半角数字)を入力します.
- その下に「サブディレクトリ内も再帰的に処理をする(U)」というチェックボタンがありますから,
それをクリックします.
- その下の「全てのファイルとディレクトリに適用(P)」がチェックされていることを確認して
OK を押す.
属性値の設定が, ホームフォルダの時と違っていることに注意して下さい. これらの言葉や値の意味は,
Unix や Linux の解説ページで「ファイルパーミッション」を調べるとわかりますが,
ここでは, 詳しく解説しません.
2024-06-20