補足1:データ作成上の注意

コンピュータでデータを作成する(メールを送る)際には, 次の事に注意してください. コンピュータが行うのはデータ処理で, それに対する合理的な考え方をします.

  1. ASCIIコードにある文字はそのまま ASCIIコード(半角文字)を使う.

  2. 日本語コードにあるローマ数字は使わない. ASCIIのアルファベットを使う. ○付きの数字等は使わない.情報交換において飾りは不要であると考える.

  3. 日本語コードにある1文字の単位(km,kg 等)は使わない. 素直にアルファベットを入力する(そもそも Kilo meter という 2つの語を 略して km なのだから, それを 1文字にするという考え方が変).

  4. 日本語コードにある1文字の(株)とかも使わない. 素直に括弧を入力する.

  5. 見えない文字(空白文字や改行)に注意する. 空白は半角を使い (ヨーロッパ系言語やコマンドラインの)語の区切りに用いる.

  6. 重要: 空白(特に全角の空白)で文字位置の調整をしない. メールで有効なのは改行だけ.

要するに情報の内容の伝達が重要であり, それを飾るものは必要になった時点で別途考えるようにします. また, 今見えているものが別の環境に移ったときに, 同じように見える保証は ありません. 例えば, 文字の大きさ, 空白文字の幅, ウィンドウの大きさは, 環境が異なれば 違ったものになります. 受け取った人は, あなたが作成した画面と同じ環境を 利用していないことが, 普通です.

SUGA Shuichi
2023-05-12