「CentOS 8.1 ベースイメージ」を選択します. OS が起動すると login 画面になります. その後は, login 手続きに入りますので, ユーザ名とパスワードで login して下さい.
前回の授業に来れなくて, 今回が初めての CentOS の場合は, この後「個人設定」 の画面になります.
現在では, アプリケーションの操作では, マウスを使って多くの処理が行えるようになっています. またアプリケーションを起動させた際には, まずウィンドウが開き, そのウィンドウの中の絵や文字をクリックすることで, アプリケーションとのデータのやり取りを行うという 方式になっています. こうすることで, 1つのアプリケーションを使用中に, 別のウィンドウを開くことにより, 2つのアプリケーションを同時に利用することができます. また複数のウィンドウを開くことで, 異なるデータを1度に表示することも出来ます. このようなアイコンのクリックやウィンドウによる表示を主体とした操作環境を GUI(Graphical User Interface)環境と呼びます.
昔のOSでは, ある処理(アプリケーションの起動など) を実行させるために, 命令(コマンド)を文字列で指定し, 最後に ENTERキーをたたくという手法が主流でした. このような環境をCLI(Command Line Interface)といいます. (CLI 以前に, そもそも単なる個人はコンピュータを勝手に使えない, と言う時代もありました.)
CentOSを立ち上げた際に, アイコンなどが現れる背景を, ウィンドウの1つとみなし「root window」とか「デスクトップ」と呼びます. この講義では両方の言葉を使います.
文字を入力する場面では, その箇所にマウスポインタではなく, 棒の点滅が現れます. これをカーソル(cursor)と呼びます。カーソルが現れている時には, キーボードでタイプした文字が入力されます. DeleteキーやBackSpaceキーを押すと カーソルの直前や直後の文字が消せます. カーソルは矢印キーでも移動出来ます.
SUGA Shuichi