用語の解説

WWW
World Wide Webの略. 世界最初のWeb サービスが CERN(Conseil Europen pour la Recherche Nuclaire, 現在はL'Organisation europenne pour la recherche nuclaire, http://www.cern.ch/)で1989年頃から, Tim Berners-Leeによって開発されたが, その browser の名前が WorldWideWeb.app (http://www.math.u-ryukyu.ac.jp/~suga/www.png). 開発者に敬意を表して, World Wide Web, WWW, W3, Web 等という. 日本で,「インターネット」という言葉が使われている事が 良くありますが, インターネットとはネットワーク同士を つなぐという意味で, Web を見る以外の, もっと大きな内容を持つ言葉です.

HTML
Hyper Text Markup Languageの略. Hyper Textというのは 相互参照をする文書の集合. World Wide Web で用いられる 相互参照を記述するための言語. 非営利団体 W3C (World Wide Web Consortium)で仕様が決められていたが, 現在は, WHATWG(Web Hypertext Application Technology Working Group) が, HTML Living Standard の仕様を決めている.

http
Hyper Text Transfer Protocolの略. Protocolとはここでは 通信規約, すなわちネットワーク通信に於ける様々な約束事の事.

Web browser
HTML 書かれた内容を解釈して, 画面に表示するための ソフトウェア. 過去に開発された Web browserが http://browsers.evolt.org/に まとめて置かれています. スマートフォンだと, iPhone は Safari, Android系は Google Chrome が 標準的な Web browser です. PC では, Mac だと Safari, Windows だと Microsoft Edge, Chrome OS なら Chrome, Linux だと Firefox あたりが標準的なWeb ブラウザです.

2022-05-25