今回述べるのは, 前回, ファイルのアップロード先として利用したcc.u-ryukyu.ac.jp
を
CLI(Command Line Interface)で利用する方法です. 普段の PC 利用での標準的な,
ウインドウシステム(GUI, Graphical User Interface)を用いた利用法は,
大学内のネットワーク(大学内のWifi など)を経由する場合は大丈夫ですが
(と言っても, Windows10 でどうすれば良いのか, 私は知らない.),
大学外の自宅などから利用する場合はネットワーク速度が遅く, 使い物になりません.
しかし CLI では, 学外からでもネットワークの速度の問題が無く大学の環境が利用でき, 利用方法を工夫すれば, かなりのことが可能です. さらに, CLI 環境での利用は, Windows 10 や macOS では, 特別なソフトウェアを導入する必要性がありません.
ChromeOS を利用の方は, Linux 環境を有効にして下さい. SSH Gate というソフトウェアを Google アプリストアから入手(無料)する方法もありますが, 後々の事を考えると, Linux 環境を使う方が便利です.
他のマシンに端末として接続する際には, 通常 ssh(Secure Shell)を用います. login 前(ネットワーク接続時) から暗号化通信をしますから, 仮に盗聴者がいても, 暗号が解読できない限り login 名, パスワードを読み取られることがありません.