表計算ソフトの間違った使い方(絶対にやってはいけない)

表計算ソフトの間違った使い方で槍玉に上がるのが, 次の 2つです

Excel 方眼紙とネ申エクセル

Excel 方眼紙とは, 表計算ソフトの各セルの大きさを, 一定の正方形にして, 方眼紙を実現することです. これでお絵かきをして遊んでいる分には, 笑って済ませられるのですが, この 1マスに文字 1文字を入力させるようにする書類を作成したりすると, 笑い事では済まなくなります.

ネ申エクセルは, 紙 → 神 → ネ申 となったものですが, やはり, 昔の紙の書類をそのまま Excel で表示したものです.

何が問題かというと, データに対する意味づけを無視している点です. 入力データには, 意味をつけることができるのです. 6月21日を 6/21 と入力すると, 日付になるわけですが, これを 1文字単位で入力すると, その意味が取れません. 日付であれば, 100日後が何月何日かは, (Excel に)自動的に計算してもらえますが, 1文字単位のデータに対して, それはできないのです.

昔の書類に罫線(枠)が多いのは, 手書き入力の補助のためです. コンピュータで入力する書類であれば, 手書き用の枠は不要です. さらに, コンピュータでは, データの意味付けまでできることを考慮すべきなのです.

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2019-06-21