ファイルの保存

OpenOffice.Calc はさまざまな形式でファイルを保存できます. 標準の形式では拡張子 ods がつきます. 作成したデータを自分自身が同じような環境ですぐ利用する場合は, 標準の形式で保存するのが一番便利です. この場合, 入力した計算式や, 見栄えの調整も全て保存されます

Microsoft Excel 形式でも保存でき, この場合も計算式や見栄えは, ほぼそのまま保存できます.

データを何年も保存したり, 他の環境でもデータを利用する場合は, テキスト CSV形式で保存します. ただし, この場合は, 表の罫線や飾り, 数式などは保存されず, データ(計算された結果)のみが保存されます.

保存するには, 以下のようにします.

通常の保存
「ファイル」メニューから「保存(S)」を選びます. 適当な名前を付けてから, 「保存(S)」を押します.

Excel 形式
「ファイル」メニューから「名前をつけて保存(A)」を選びます. 「ファイルの種類(T)」の所にある△印をクリックして, 「Microsofot Excel 97/2000/XP」を選び, 適当な名前をつけて保存します. ファイル拡張子は, xls になります.

CSV形式
テキスト形式の1つです. データを保存する際, 列の区切りをカンマ, 行の区切りを改行で保存します.「ファイル」メニューから 「名前を付けて保存(A)」を選択したあと適当な名前を付けて, 「ファイルの種類」を 「テキスト csv」を選び, 適当な名前をつけて保存します.

今作った表を,「uriage」と言う名前をつけて, 上の3つの形式で 保存して下さい. 保存したら, デスクトップのホームフォルダを ダブルクリックして開き, 今作った3つのファイルの大きさを見て下さい. CSV 形式だと 200バイト程ですが, OpenOffice 形式だと 8KB 位になり, Excel だと 44KB位になります.

uriage.csv はテキストファイルなので, それをダブルクリックすると Gnome テキストエディタが起動し, 中身を読む事ができます. 実行して読んで下さい.

なおファイルの保存で, 「HTML ドキュメント (OpenOffice.org Calc)」 を選ぶと, HTML 形式になりますが, 残念ながらこの方法で作った HTML は, あまり良いソースにはなりません.

student
2019-06-21