USB メモリとのファイルのやりとり(Back up を取る)

現在の情報処理センターの設定では, CentOS 環境で USB メモリの読み書きができません. そこで, Windows 7 のアプリケーション, WinSCP を用いて, ファイルをコピーします.

WinSCP の SCP ですが, Secure Copy に由来し, ネットワークにおいて暗号化通信を利用して ファイルをコピーするための Windows 用ソフトウェアです.

USBメモリ と Linuxとのやりとりは, 次の手順で行います.

  1. CentOS 画面になっている人は, 画面上部の「画面縮小ボタン」か「画面最小化ボタン」を押して, Windows7 のデスクトップが見えるようにしてください.

  2. PC の USB ポートに, USB メモリを差し込みます. 右下に「デバイスドライバーをインストールしています」というようなメッセージが出たあと, しばらくすると, 下のダイアログが画面中央に現れます.


    Image removable1

  3. 画面にあるように,「フォルダーを開いてファイルを表示」を選びます.

  4. Windows で, スタートメニュー → すべてのプログラム → WinSCP とたどって WinSCP を起動すると, 下のような画面が中央に現れます.


    Image winscp-1

  5. ここで, 右側上部のホスト名の欄に, cc.u-ryukyu.ac.jp を入れて, 一番下にある「ログイン」を クリックすると, ユーザ名を要求されますので, いつもの login 名 e1831xx を入れて Enter キーを押します. そうすると, パスワードを要求されますから, いつものパスワードを入れますと, login が完了です. パスワード入力に失敗した場合は, login のやり直しになります.

  6. login に成功すると, 下のダイアログが画面中央に現れます.

    Image winscp-2


    左半分が, Windows 側で, USB メモリは, 上部にある「C: ローカルディスク」の右の ▼ を押して, 「D: リムーバブルディスク」に変更すれば, その中にあるファイル名が見えます.


    左側は, Linux のファイルで, この講義で後々必要になるのは, Desktop → WWW へのリンクの中全体です. そこにあるファイルを選んで, 右側の方にドラッグすることで, これまでに作ったファイルを USB メモリにコピーすることができます. これらのファイルは, Windows や Mac でも編集できますので, 自分用の PC がある人は, それで編集しても構いません.


    自分で作ったファイルを Linux に移すには, 右側の USB メモリのファイルを, 左側の Linux の方にドラッグします.


情報処理センターのファイル管理は, かなり行き届いており, 個人のファイルが消えるという事故は, ほとんど起こっていません. しかし, 可能性は 0 ではありません. コンピュータは機械ですから, 何らかの原因で故障するというのは, 当然起こることです. そのような不測の事態を避けるためにも, コンピュータでデータを作成して利用する時には,「重要なファイルは, 多重化して保存する」 というのは, 常に心掛けるべきことです.

student
2019-06-21