テキストベースブラウザを使う

Web ブラウザは Firefox や Safari の様なグラフィカルなものだけではあり ません. 前回もいいましたが, グラフィカルな環境が使えない事もあります. 例えば, この講義の Web ページや情報処理センターの Webページには, 個人情報保護の観点やセキュリティ上の問題から, 大学外からの閲覧を 制限してる情報があります. では, それらは本当に大学外から見えないかと言 うと, 琉球大学のアカウントとネットワーク環境とテキストベースブラウザが あれば, 読む事ができるのです. 問題はどうやって大学のマシンを 大学外から利用するかという事ですが, それについてはこの講義では 触れません. 興味のある方は調べて下さい. 2年次向けの計算機概論 I では, 講義します. ここでは, CentOS に入っている w3m というテキストブラウザを 使ってみます. (w3m = WWW wo miru の略, 当然日本人の作品です.) 次の操作をして, w3m を使ってみて下さい.

  1. Gnome 端末を起動する.
  2. w3m index.html (w3m と index.html の間には空白を入れる.) と押して ENTER キーを押すと, w3m が起動して, 今まで作った index.html が読めます.

カーソル移動は, カーソルキー(矢印の付いたキー)でできます.

他の URL に移るには, 大文字の U(Shift + U)キーを押します. 最下段に Goto URL: とでますから, URL (例えば http://www.math.u-ryukyu.ac.jp/~suga/joho/2015) 入力して ENTER を押すとそこに飛びます. リンクのページに飛ぶには, そのリンクの場所にカーソルを持って行き, ENTER を押せばリンク先に飛びます. 1つ前のウェブペイジに戻るには, 大文字の Bキーです.

終了は小文字の q キーで, 押すと終了するかどうかを尋ねられますから y を押します.

student
2015-05-15