COUNTIF(H7:H53;"優")
と入力します
(コロン : と セミコロン ; に注意).
ここでは, 成績処理を取り上げましたが, 最近は実験装置もコンピュータに つながれており, 実験結果も, ここでやったようなテキストデータで得るように なっている事も多くあります. それを元に, 表計算ソフトを用いて, 標準偏差や 相関係数を計算する事も普通です. ただし, 分散や標準偏差は, ここでやったものではなく, 不偏分散, 不偏標準偏差と呼ばれるものを計算するのが 普通です.
OpenOffice.calc のような表計算ソフトの基本は, ここで取りあげたデータ処理です. ただし, どちらのソフトとも, (浮動小数点の)数値計算の精度が良くないことが知られており, 本格的(大規模な)な「統計処理」はしない方が良いといわれています. 本格的な統計処理をするには専用のソフトを用いるのが普通で, 無料ソフトだと R といわれるものがよく使われるようです. OpenOffice.calc(LibreOffice.calc), Excelともに 「きれいな表を作るため」だけののソフトではありません. また, データの表示に対して, あまり「表形式」には拘らないで下さい.