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コンピュータで文書を作るときの注意

コンピュータで作成する文書は, 人間以外にもコンピュータ(のソフトウェア)も読みます. 日本語を使っている時には特に次の事に注意して下さい.
1単語の文字列に空白や改行を入れるな
例えば「数学」を体裁を整えるために「数 学」と書くと, 文書内での検索で, 「数学」の文字列の検索に失敗します. 目の不自由な人は, 文章読み上げソフトなどを利用できるようになってきていますが, 文章読み上げソフトは「かず がく」と誤判断してしまいます. どうしても字間を広げたいときには, 文書整形ソフトウェア (ワードプロセッサ他)を用いて「字間を広げる」と言う指示をします.
Ascii コードにある文字は, ascii コードを入力する
この事も何度か言っていますが, 例えばいわゆる全角のAと半角の Aは, 環境によっては人間には区別がつきません. しかしコンピュータの データとしては, 文字コードの値が違うので全く別のデータになります. しかし, 今回書いた, HTML コードでは, 半角の A は特別な意味を持つ 事がありますが, 全角の A は特別な意味を持つ事はありません. 「同じ A だから同じように動作する」と言う風にはコンピュータは 作られていません. そのように作る事は不可能ではありませんが, 手間の割に得る事が少ないのです. 従ってコンピュータを使うときには 「コンピュータは機械だ」と言う意識をある程度持っている必要が あります.

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2013-05-18