.htaccess ファイルを書く

このまま fellows.html 公開しますと, もしそのファイルの存在を知っていれば, 全世界から読めるようになります. ここには, 顔写真などの個人情報がありますから, それを広く公開する事は, 好ましい事ではありません. そこで, アクセス制限をして, 琉球大学以外からは読めなくします. そのためには 「.htaccess」と言うファイルを書きます. ピリオドから始まっているため, ファイルブラウザでは, 「隠しファイルを表示する」を選ばないと, このファイルは見えません. 次の順で作業をします.

  1. gedit で新規作成を選ぶ.
  2. 次の内容を入力して保存します. 空白とピリオド. コンマ, に注意して下さい. 1行目の, deny,allow の部分には空白がありません. 3行目の一番最後には, ピリオド.があります.
    order deny,allow
    deny from all
    allow from 133.13.
    
  3. 入力したら,  .htaccess (先頭にピリオドがあり, その後に空白は無い) というファイル名で, フォルダ「fellows」の中に保存する.

終ったら, 今まで作った物を公開する場所に置きます. 今日作ったものは, fellows フォルダの中にあります. 以前作った, デスクトップにある 「WWWへのリンク」の中に fellows をフォルダごと移します.

http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~e1231xx/fellows/fellows.html
と入力して, ページが表示されるかを確認して下さい. 表示されない場合は, まず,「WWWへのリンク」フォルダを右クリックしてプロパティを選び, 「アクセス権」のタブを選びます. 左下部分に 「中のファイルにアクセス権を適用する」という部分がありますから, そこをマウスで(左)クリックします. それでもだめなら, 次の節の .htaccess の変更方法を参考にして, その内容の スペルや空白をチェックして下さい.

.htaccessの意味は, 次の通りです. 1行目は, このファイルの評価の順で, deny(拒否), allow(許可) の順で評価する事を意味します. 2行目の deny from all は, まず基本的に, 全てのアクセスを拒否する事を意味します. 3行目の 133.13. は, 琉球大学に割り当てられた IP(Internet Protocol)アドレスで, WWW も含めたインターネット通信では この IP アドレスを使って通信をしています.

携帯電話で Web を閲覧しても良いという人は, 携帯電話経由で 上の fellows.html をアクセスしてみて下さい. ちゃんと設定できていれば, アクセスが拒否されましたの様な メッセージが出ます. ただし, 小額ですがパケット代がかかる可能性があります. 琉球大学にいても, 携帯電話経由のアクセスは, 携帯電話会社に割り振られた IP アドレスを用いますから, アクセスが拒否されます.

.htaccess の通用範囲は, フォルダも込めたフォルダ内全てです. したがって, 前回までに作った index.html は, このフォルダの外にあるので 適用されません.

student
2012-06-01