以前, JIS X 0201 1976という 8bitの文字コードが定義されました.
これは, 最初の 7ビットの部分を Asciiコードの 2カ所に変更を加え,
残った部分にカタカナを定義しました. この規格は日本のパソコンで多く
用いられてきました. これは 2000年に新しい JIS規格に吸収されましたが,
その規格にソフトウェアが対応していないことが数多くあります.
この規格で定義されているカナ文字が, 半角カナ文字と呼ばれる物です.
上にも述べたように, きちんとした規格通りに動作しないソフトウェアが
沢山あるので, これで定義されている半角カナ文字を
使った文書を他人に送ったり渡したりしてはいけません. 迷惑行為です.
現在の Windows 7の日本語環境では, \ のコードに対して¥記号を
表示していますが, これはこの過去のしがらみのためで, 実際には間違った
表記となっています.