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Gnome 端末で CLI を使ってみる

画面上部のメニューバーで
アプリケーション→アクセサリ→ GNOME端末
とたどってください. ウィンドウが 1つ開きます. Gnome 端末と言う名前の アプリケーションで, このウィンドウにコマンドを入力して ENTER キーを押すと, コマンドが実行されてその結果が表示されます.

例えば,「ls」とタイプして ENTER キーを押してみて下さい. 先程見た, ホームディレクトリのファイルとフォルダ一覧が出力されます. 隠しファイルを表示するには, 「ls -a」(ls と -a の間には空白が入る) とタイプして ENTER キーを押します. ここで, 本来のホームディレクトリを 見るために, 次のようにタイプしてENTER キーを押して下さい. (大きく開いたところでは, スペースが入ります. ピリオドが2回続いたり していますが, 意味のある事なので, この通り打って下さい.)

ln -s ../.. Desktop/Home
デスクトップに新しい Home というフォルダが現れます. これが全体のホームディレクトリです. ダブルクリックして見てください. Mac という名前のフォルダが Macintosh用の, Linux という名前のフォルダが Linux用の, WINという名前のフォルダが Windows 用のホームフォルダです. 情報処理センターでは, この各個人の全体のホームディレクトリに対して 容量制限が設けられており, 1人あたり 300MBです. これを越えますと, センターに login できなくなり, 授業ができなくなりますので注意して下さい. 通常の授業で利用する分には, この容量制限を超える事はありません.

この講義では, これ以降 CLI はほとんど使いません. 2年後期にある 「計算機概論 I」で, 改めて CLI を用いたコンピュータの使い方を 少し講義します. CLI そのものは, 使い方に慣れれば GUI よりも使いやすく, 沢山のファイルやフォルダを 一括して名前を付け変えるような処理 (例えば古い順に数字でファイル名を付けていく等) をする場合には, CLI でないとできません.


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平成23年5月6日