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本日の目標

これから, 学生生活の上でも, あるいはその後社会人になってからも, 皆さんには,「文書の作成」と言う業務が必然的に要求されます. 例えばそれは, レポートの作成であったり, 論文の作成であったり, 報告書の作成です. これらの作成には, 多くの場合コンピュータが使われます.

皆さんが作成する文書は, 単純に「文字列の並び」ではなく, それなりの構造を 持っています. 例えば, 表題があったり, 章があったり, 節があったり, 結論部分が あったりです.

コンピュータでこのような文書を作成する時には, その文書の構造に従った 補助機能が利用できます. というより, むしろ積極的にその機能を利用すべきです. ワードプロセッサでは, それはマウスを使った指示(あるいはそれと 同値なキーボードショートカット)で通常は実現されています.

この講義では,「文書の構造の記述をテキスト(文字列)でする」と言う事を 体験していただきます. この講義では HTML を使いますが, 2年次の 「計算機概論 I」では, 数式の記述で絶大な威力を発揮する LATEXで同じような内容を習う予定です.


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平成22年5月28日