next up previous
Next: レポート課題 Up: データのバックアップを取る Previous: USB-フラッシュへの保存

CD-R, CD-RWへの保存

Vine では, USB-フラッシュに似た方法で CD-R に書き込むこともできますが, その方法では, 1回だけの記録方法に自動的になってしまいます. CD-RWは, この方法でも約1000回消去可能です. ここでは, CD-Rで追記可能な書き込み(マルチセッションでの書き込み)ができる, xcdroast というソフトウェアを使います.

なお, 共通教育棟 2-200 にある iMac では, DVD-R/DVD-RW が使えますので, CD-R より多くのデータが書き込めます. ただし, 使い方は自分で調べて下さい. これらのメディアでは, 新しいデータをすべて上書きすることになり, 1部のデータを削除したり, 変更したりは出来ません.

xcdroast では記録する前に, ソフトウェアの初期設定をしなければなりません. 初期設定は, 今回やれば後は必要ありません.

初期設定
  1. デスクトップ(ルートウィンドウ)のメニューから, アプリケーション→サウンドとビデオ→ X-CD-Roast CD/DVD ライティングソフトウェアを選ぶ.

  2. デバイスの検出のメッセージの画面がでますが, OK をクリックする.

  3. 設定ファイルが見つからないというメッセージに OK をクリックする.

  4. X-CD-Roarst の画面になりますから,「設定」をクリックする.

  5. 設定画面になるが, 左から2つ目の「CD/DVD の設定」のタブを選ぶ.

  6. 上から3つ目の「既定の書き込みモード」で「トラックアットワンス」を 選ぶ.

  7. 中央の「作業領域」のタブをクリックする.

  8. 参照をクリックするとディレクトリ選択のウィンドウが現れる.

  9. 「rains」→「eve」→「e-sci」の順にフォルダの前の「+」をクリックし, 自分のアカウントのフォルダをクリックすると, 下の欄に /rains/eve/e-sci/e1031xx と出るので,「OK」を押す.
  10. 設定画面でその下の「追加」を押す

  11. 左端上の「設定を保存」を選ぶ

  12. 設定を保存しましたの画面のOKを選ぶ

  13. 設定画面の「OK」を選ぶ

実際のバックアップをする.

  1. CD/DVD の作成を選ぶ
  2. 左の中ほどにある「マスター作成」を選ぶ
  3. 「マスターセッション」のタブで, 2つある画面の右側の e0931xx を右の 画面にドラッグアンドドロップする.

  4. CD上のどこに位置させるかの質問が表れるので、上から2番目の 「最終パスの追加」を選ぶ.

  5. 「ISO9660 の設定」のタブを選ぶ.

  6. 左の欄の上から3つ目の「拡張ジョリエット(Windows 用)」のチェックを外し, 「この設定を標準として保存」をクリックする. (保存しておくと, 次回からこの作業は不要.)

  7. 「セッション/CDイメージ作成」のタブを選ぶ. ここでエラーメッセージがでた人は, 6 をきちんとやってません.

  8. 右の中ほどにある「マルチセッションとして書き込む」にチェックを入れ る.

  9. 書き込み可能な CD-R もしくは CD-RW を挿入する.
  10. 「右下のCD-R/RW に直接書き込み」をクリックする.

  11. マルチセッションCDに新しいセッションを追加しますか? と聞かれるので「OK」をクリック.

  12. 書き込みが始まり, しばらくしたら書き込みが終わって CD が出てくる.

  13. 問題なく終われば, 書き込み完了のメッセージが出るので, 「OK」をクリック.

  14. ウィンドウ右上の×をクリックして, xcdroast を終了させる.

  15. 終了しても良いかというメッセージには,「はい」をクリックする.

書き込みの仕組みは, レーザー光線を利用した物性的な 変化を利用していますので, 記録面を直射日光等にあてると記録が 壊れる可能性があります. 取り扱いには少し注意して下さい.


next up previous
Next: レポート課題 Up: データのバックアップを取る Previous: USB-フラッシュへの保存

2010-05-10