例えば,「ls」とタイプして ENTER キーを押してみて下さい. 先程見た, ホームディレクトリのファイルとフォルダ一覧が出力されます. 隠しファイルを表示するには, 「ls -a」(ls と -a の間には空白が入る) とタイプして ENTER キーを押します.
この講義では, これ以降 emacs というエディタの起動以外で CLI は使いません. 2年後期にある専門科目 「計算機概論 I」で, 改めて CLI を用いたコンピュータの使い方を 少し講義します. なお, CLI そのものは, 使い方に慣れれば GUI よりも使いやすいもので, たくさんのファイルやフォルダを 一括して名前を付け変えるような処理 (例えば古い順に数字でファイル名を付けていく等) をするような場合には, CLI でないとできない事が普通です.