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用語の説明

テキストエディタ(text editor)
文字情報のみのファイル(テキストファイル) を作成, 編集, 保存するためのソフトウェア(プログラム)である. 文字情報の入力, 削除, コピー, 貼り付け, 検索, 置換, 整形などの機能を一般的に備えている. Vine Linux では, ウィンドウズのメモ帳に似た Gedit, 今回使う Emacs, Gnome 端末で使う vi(vim)が付いている.
Emacs
R. Stallmann が1975年頃開発を始め, 現在も改良が続いている テキストエディタ. さまざまな環境で動作する. 情報処理センターには MacOS X, Linux, Solaris といった OS が入っているが, その全てで使える. Windows XP でも, Meadow という名前の派生物がある. 広範な国際化がなされており, 多言語を同時に扱える. Emacs-lisp というプログラミング言語で機能拡張が可能で, これを用いたものとしては, 例えばメイルの読み書きが Emacs の中で出来る. 講義で作成する HTML ファイルも, その文法に従った文字の色づけや, 文法のチェックも Emacs の中で可能である.(ただし, センターには文法検査用の ソフトウェアは入っていないようである.) この講義で Emacs を使う理由には, 「ASCII コードにもある全角(2バイト)文字が苦労しないと入力できない」 というのもある.


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2007-05-18