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以前に
の値を精度を保証して計算せよという問題を出しましたが,
まだレポートとして受け取っていないので, ここでヒントを出します.
このような内容を書くべきか否かを迷いましたが, 最初の一歩は書いておいた
方が良いとの判断です.
さて, 自然対数については, 次の Taylor 展開が
で成立します.
(
なら右辺の無限級数が収束して,
に一致する
という意味です. 詳しくは解析学 I で勉強して下さい.)
この式に
を代入しますと,
ですから,
となります. この無限級数の第
項までの部分和を
と
おくと,
というふうに, 打ちきり誤差が評価されます. この評価を使って,
の近似計算ができます.
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