例題

以上を踏まえて, 図のような表を作成します. この表は, 6種類のお茶の単価と売れた個数から 売り上げ金額の計算を表にしています. 表計算ソフトでは売り上げ金額の欄に数式を入力することにより, 売り上げ金額を自動的に計算し表示させることが可能です.


注意. このようなデータを作成する際に, 見た目を重視しすぎないように して下さい. 講義で何度も述べていますが, 見た目は, 印刷の際だけ注意します. コンピュータを利用する最大のメリットは,「データの再利用」なので, そのことを常に念頭に置きます. 見た目を重視して, 無駄な空白などを入力すると, データの再利用の際の支障になります.


\epsfbox{fig10-1.eps}




次の図に従い基本データを各セルに入力します.


\epsfbox{fig10-2.eps}




A列1行の日付の入力は, 月と日をスラッシュで区切って, 6/21 と入力します. (今日の日付にします.)

D列3行のように等号で始まる文字はセル番号を変数とする 式として解釈されます.

表計算ソフトでもコピー&ペースト, カット&ペーストを使い, 入力作業を簡略化が出来ます.

D列3行を右ボタンをクリックし, コピーを選びます. 次にD列4行からD列8行までをマウス左ボタンでドラッグし, アクティブにします. そのまま右ボタンをクリックし, 貼り付けを選びます.

以上で必要なデータの入力は終わりです. 次に書式を整えて見栄えを良くします。

見栄えについては, いろいろと凝った事ができますが, 最初に述べたようにデータの再利用の際の支障になることもあるので, 適当な所で終ります.



Subsections
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2019-06-21