しかし 2進法では, 簡単な数を記述するのに膨大な桁数が必要です. そこで, 2進法を 4bit毎に区切って, 16進法を使う事が普通です. 16進法では 1Byte が 2桁の16進の数になります. 16進法では10進法の 10, 11, 12, 13, 14, 15に文字 a, b, c, d, e, fを使います.
コンピュータの中では全てが 2進法の数ですから, 文字も数に変換されています. この文字と数の対応を文字コードといいます. 文字コードにはいくつかの種類が ありますが, ここでは最も良く使われかつ簡単な ASCII (American Standard Code for Information Interchange)コードを 紹介します. 次の表で最初の 2列は制御文字と呼ばれる物です.
多くの日本語フォントでは, JIS X0201 1976 Roman の文字を 使うため, バックスラッシュとチルダが正しく表示されません. その際にはブラウザのフォント設定を修正して下さい.
Ascii コード表
下位\上位
0(0000)
1(0001)
2(0010)
3(0011)
4(0100)
5(0101)
6(0110)
7(0111)
0(0000)
NULL
DLE
Space
0
@
P
`
p
1(0001)
SOH
DC1
!
1
A
Q
a
q
2(0010)
STX
DC2
"
2
B
R
b
r
3(0011)
ETX
DC3
#
3
C
S
c
r
4(0100)
EOT
DC4
$
4
D
T
d
t
5(0101)
ENQ
NAC
%
5
E
U
e
u
6(0110)
ACK
SYN
&
6
F
V
f
v
7(0111)
BEL
ETB
'
7
G
W
g
w
8(1000)
BS
CAN
(
8
H
X
h
x
9(1001)
HT
EM
)
9
I
Y
i
y
10(1010)
LF
SUB
*
:
J
Z
j
z
11(1011)
VT
ESC
+
;
K
[
k
{
12(1100)
FF
FS
,
<
L
\(backslash)
l
|
13(1101)
CR
GS
-
=
M
]
m
}
14(1110)
SO
RS
.
>
N
^
n
~
15(1111)
SI
US
/
?
O
_
o
DEL