next up previous
Next: この講義のテキスト Up: 次回の準備 Previous: パスワードを忘れた場合

バックアップについて

授業ではHTMLファイルを作成します. その際, まず, デスクトップにファイルを作成し, 終了時に「マイ ドキュメント」フォルダーに保存するという方法を取りますが, 万一のことを考え, バックアップを取っておいた方がいいでしょう. 情報処理センターの管理はかなり行き届いた物ですが, 何らかの事故で 自分が作ったデータが消えてしまう可能性は, 0ではありません. 次の授業でバックアップの取り方を講義しますので, 次の文章に従って適当な バックアップメディア(記憶媒体)を用意して下さい.

バックアップメディアの候補としては, フロッピーディスク, CD-R, CD-RW, USB-フラッシュ(フラッシュメモリ) などがあります.

フロッピーディスク
1昔前まではよく用いられていましたが, 最近では保存できる データ量が少ない事と, 壊れやすい事で利用が少なくなりました. 今は情報処理センター でも使えますが, 次の機器更新(来年 3月予定)では使えなくなる可能性もありますので, お進めしません.

CD-R
CD-Recordable の意味です. CD に似た物に書き込みます. 記憶容量は 640MB から 700MBです. 上手に使えば 追加記録ができますので, この講義のためには 1枚で済みます. 失敗しますと 追加記録ができなくなりますので, 新たに買い直さなければなりません. 値段が安いのが利点で, 10枚パック等を共同購入すると, 1枚あたり 30円程度で 入手できます. 欠点は上に述べましたが下手をすると追記できなくなる事と, 記録面を直射日光等に当てると, 壊れてしまう事です. 上級者向けです.

CD-RW
CD-ReWritable の意味です. 記憶容量は CD-R と同じです. こちらは, CD-R と違って 1000回程度 書き換えができるメディアです. 値段は 1枚あたり 200 円位だと思います. CD-R と同じく記録面を直射日光等に当てると壊れます. この講義での推奨メディアです.

USB-フラッシュ(フラッシュメモリ)
小さくて大容量ですが, 値段は多少高価で, 数千円です. 記録容量は機種によって 様々ですが, 小さくても 64MB はあります. 書き換え可能ですが, どの程度の 耐久性を持っているかは, 私は知りません. 少し違いますが, 携帯電話やディジタルオーディオ(iPod等), ディジタルカメラの中には, USBポートに接続可能なものが多くあります. それらも使用できます(アダプターが必要な場合があります). 但し, 操作を間違えると, これらの機器が使用出来なくなる事がありますので, 十分注意して下さい.

DVD
Digital Video Disk → Digital Versatile Disk の事. 記録容量は 4.7GB(4700MB). 実習室では使えないかも知れません. 記録用には様々な規格(DVD-R, DVD-RW, DVD-RAM) が入り乱れておりますので, この講義では使いませんが, 数年後には主流になるかも知れません.

授業で作成するファイルは, CD-RW(640M bytes〜700M bytes) に十分収まります. 次回から, 自分の好みにあったメディア(64Mbytes以上) を1つ持ってきて下さい. アダプタが必要な場合は, それも持参して下さい. 授業ではフロッピーディスク. CD-RWに保存する方法について説明します. また過去のデータがフロッピーディスクに保存されている場合も ありますので, その保存方法についても説明しますが, フロッピーを持参する必要はありません.

上の文からもわかりますが, コンピュータに熟練した人は, いろいろな選択肢が 好みに応じて選べますが, そうでない人はこちらの指示に従うか, 失敗を覚悟で あえて自己流を選ぶかを判断して下さい. 失敗は失敗体験として意味があります. また, いろいろな事を知っていると, 生きていく上での選択枝が増える事を 理解しておいて下さい.



next up previous
Next: この講義のテキスト Up: 次回の準備 Previous: パスワードを忘れた場合


2006-04-28